意外に少なかった夜景写真
私はよく写真を撮り貯めていますが、意外に夜景は少なかったようです。 撮影技術もいい加減でしたし、機材もたいしたものはありませんでした。 だから、写真は昼間の明るいときだけと決めてかかっていたような気がします。
ストロボは持ち歩きませんでした。 ストロボなしで取れる範囲のものしか撮っていなかったといえます。 それでも撮ったということはよほどすばらしい風景だと思ってシャッターを切ったわけで、状況を思い出しながらご紹介していこうというのが、このページの主旨です。 枚数が少ないので明け方や夕焼けも含めて編集しました。
【バルト海の日の出】
寝不足の朝、寒さをこらえて撮った記憶があります。 ストックホルム近くのはずです。 バルト海は典型的な内海なので、波は静かです。 音もなくフェリーが水面を滑っていった、そういう表現が何の誇張でもない状況でした。 自然のグラデーションの美しさと、ほっとする穏やかな風景にとれたことでおおいに気に入っている一枚です。
2006年9月 筆者記す
